西出医院は、平成元年から約30年間、東三国で地域のかかりつけ医として診療を行っています。 その中で、患者様の基本生活が整っていないと、どれだけ質の高い医療を提供していても、効果が半減してしまうというジレンマを感じていました。 「家に帰ってから食べない(食べられない)」、「掃除する体力がなく、不衛生な状態が続く」では患者様の状態はよくならないのです。
そういった流れで、介護保険制度がスタートする以前より、訪問看護として患者様のお宅に立ち寄る際に、もう一人スタッフを連れて行き、部屋の片付けやゴミ捨て、簡単な買い物などの生活援助をするようになりました。 それが「介護事業所らくらく」の原点です。
平成12年より介護保険事業制度がスタートし、現在の「介護事業所らくらく」を立ち上げ、平成24年には医院との連携をより強化するために同一建物内に移転しました。
西出医院内に併設しているので、医院と情報共有し、連携もスムーズです。日々ホームヘルパーが接する中で、ご利用者様の心身に異変を感じた場合、すぐに医師や 看護師に情報を伝えます。
逆に、医師がご利用者様の診察を行った際に気になることがあれば、それもすぐにケアマネジャー、ホームヘルパーなどの介護スタッフに伝えてもらうことになっており、利用者様の変化に迅速に対応できる大きな要因となっています。
また西出医院の医師、看護師との連携により、薬の変更や、 飲み忘れチェックなど、薬の管理にも気をつかっています。 私たちは何かあればいつでも駆けつけられる体制を整えることで、医療・介護の両面からご利用者様を見守っています。
介護サービスを利用されるためには要介護認定の申請をする必要があります。
西出医院かかりつけの患者様(西出医院で定期的に診療を受けておられる方、受ける予定の方)には申請手続きの相談、主治医意見書の作成など、要介護認定を受けるために必要なサービスを提供しております。
要介護認定されましたら認定結果に基づき、ご本人様、ご家族のご希望、心身の状況、生活環境等に応じて、必要な介護サービスを受けていただくために居宅支援専門員(ケアマネージャー)がケアプランを作成いたします。
※予防給付(要支援1,2)の方は原則として地域包括支援センターの職員がケアプランを作成することになっています。
ケアプランに沿って介護サービスを開始いたします。
サービス利用開始後も定期的にケアマネージャーがモニタリングを行い、さらなる日常生活動作の向上を目指し、ケアプランの調整をおこなっていきます。
要介護状態になってしまった場合でも、できるだけ長く、自分らしく、自宅で自立した日常生活を送るためには、様々な介護サービスをお一人お一人の状態に合わせ利用する必要があります。 そのためにはケアマネージャーによるケアプランの作成が必須です。
当事業所では要介護認定を受けられた方を対象に、自宅で安心して暮らしていただけるように、ケアマネージャーが心身の状況や生活環境、ご本人様、ご家族様の希望に沿って介護度にあわせた最適・最善なケアプランを作成いたします。 介護サービスが開始になった後も日常動作の向上を目指し、他サービスとの連携のもと、ケアプラン作成が継続できるようにモニタリングを行います。
※全額が保険給付され、ご利用者様の自己負担はありません。
※予防給付(要支援1,2)の方は原則として地域包括支援センターの職員がケアプランを作成することになっています。
ホームヘルパーがご自宅にうかがい、「生活支援」「身体介助」など介護を必要とされる方の日常生活のサポートをします。要介護の方が自分らしい日常生活を自立して送れるようになることを目標とします。
食事、排泄、入浴などの日常生活動作にサポートが必要なご利用者様に対し、専門的な援助、介助を提供いたします。
食事介助 / 更衣介助・整容 / 清拭・入浴介助 / 洗面介助 / 排泄介助 / 通院介助 / 自立支援のための見守り援助 など
※サービス内容、回数、時間はケアプランに基づきます。
ご利用者様の日常生活に必要な援助を行います。
調理 / 掃除・ゴミ出し / 買い物・薬の受け取り / 洗濯 など
※サービス内容、回数、時間はケアプランに基づきます。